こんにちは!2025年1月25日に、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 全米株式の信託報酬率引き下げが実施されます。このニュースは、投資家にとって嬉しい話題ですよね。ただ、「乗り換えた方がいいのか?」という疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
今回は、私自身の考えや、乗り換えを検討する際のポイントについてお話しします。結論として、私は乗り換えない予定ですが、その理由も含めて詳しく解説します。
eMAXIS Slim 米国株式と全米株式の信託報酬引き下げとは?
2025年1月25日より、eMAXIS Slimシリーズの以下のファンドで信託報酬率が引き下げられます。
- 米国株式(S&P500)
現在の信託報酬率: 0.0938% → 引き下げ後: 0.08%程度 - 全米株式(VTI連動)
現在の信託報酬率: 0.0938% → 引き下げ後: 0.08%程度
これにより、より低コストで米国株式への投資が可能になります。特に米国株式(S&P500)は人気の高いファンドの一つであり、多くの投資家にとって注目すべきニュースです。
業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
引用元:eMAXIS Slim公式サイトNEWS
私の投資判断:乗り換えない理由
私は、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)をメインに投資しており、今回の信託報酬引き下げを受けても乗り換える予定はありません。その理由は以下の通りです。
- 全世界株式の信託報酬率がさらに低い
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の信託報酬率は、今回の引き下げ後の米国株式(S&P500)や全米株式よりも低い水準で維持されています。低コストを重視する私にとって、全世界株式の方が適しています。 - 全世界株式には十分な米国株式の比率が含まれている
全世界株式には、米国株式が60%程度の比率で含まれています。この割合は、私にとって十分です。全世界株式を通じて、米国株式の成長を取り込みながら、他国の経済成長も分散して享受できます。 - 全世界株式をベースにする利便性
全世界株式を持つことで、追加で他国の株式やETFを購入する必要がありません。一つのファンドでリスク分散が完了するため、管理が楽で投資の手間を減らせます。
米国株式投資は優秀な選択肢
とはいえ、米国株式は非常に優秀な投資対象です。以下の理由から、投資先としての価値が高いことは間違いありません。
- 過去からの成長性
米国株式は、長期的に見ても高い成長率を記録しています。特にS&P500は、多くの投資家にとってリターンの基準とも言える指標です。 - 現在も経済の中心地
米国は今なお世界経済の中心であり、テクノロジーや金融分野での革新が続いています。これにより、今後も安定した成長が期待できます。
全世界株式+米国株式という選択肢も
もし米国株式の比率を高めたい場合、全世界株式と米国株式を組み合わせるという方法もあります。たとえば、以下のようなポートフォリオを組むことで、米国株式の比率を調整できます。
- 全世界株式:80%
- 米国株式:20%
このようにすることで、全世界株式の分散効果を維持しながら、米国市場の成長性をさらに取り込むことが可能です。
まとめ
2025年1月25日の信託報酬引き下げは、米国株式(S&P500)や全米株式を検討している方にとって非常に魅力的なニュースです。しかし、私自身は、信託報酬がさらに低い**全世界株式(除く日本)**を継続して利用する予定です。その理由は、全世界株式の中に十分な米国株式の比率が含まれており、低コストで分散投資ができるからです。
米国株式への投資は引き続き魅力的ですが、自分の投資方針やポートフォリオに合わせて判断することが大切です。皆さんも、この機会に自分の投資戦略を見直してみてはいかがでしょうか?